第4回 市民フォーラム「地球温暖化対策とグリーン電力証書最前線」<八戸>レポート

[2008.10.31]

 自然エネルギー市民フォーラムIVは、「地球温暖化対策とグリーン電力証書最前線」と題して、八戸・弘前・青森の3会場で開催いたしました。グリーン電力証書を商品などに導入している企業の実例を報告、パネルや『グリーン電力商品』の展示、試食コーナーも設けました。

八戸会場は、10月31日(金)午後6時から、八戸プラザホテルにて開催しました。

フォーラムが始まる前に、参加者の皆さんに日本酒、飲むヨーグルト、冷凍寿司、イカの刺身、イカあられなど、グリーン電力証書を導入している企業の商品の試食をしていただきました。

 理事長の挨拶の後、(株)池内タオル代表取締役の池内計司様にご講演いただきました。

(株)池内タオルで作っている『風で織るタオル』は、2007年度新エネ大賞審査員特別賞を受賞しています。製造にグリーン電力を使い、オーガニックコットンで赤ちゃんが口に入れても安全なタオルを作り、海外でもその品質が認められています。

「質のいいものを作る」という姿勢と、「オーガニック=生成りにこだわらず、いろんな色があっていい。ファッションを犠牲にすることはない」という言葉が印象的でした。

 

次に、(株)八戸酒造専務取締役・駒井秀之氏、(株)ディメール専務取締役・島守康友氏、(株)八戸プラザホテル総支配人・中川原俊雄氏の三名様に、グリーン電力証書の導入事例を発表していただきました。

具体的な事例とともに、実際の商品などを手に取り、味わってみることで、各企業様の商品作りへのこだわりを垣間みることができました。参加された皆様、講師の皆様、ありがとうございました。また次回のフォーラムでお会いしましょう。